3.14.4 例外処理とエラー処理

parserモジュールは1つの例外を定義しますが、パイソンのライタイム環境の他の部分から、他の組み込み例外も発生するかも知れません。起こりうる例外の情報については各関数を見て下さい。

ParserError
parserモジュール内で失敗が起きたときは、例外が発生します。この例外は通常、解析中の組み込みSyntaxErrorよりむしろvalidation(確認)の失敗により発生します。例外の原因は、失敗の原因を表す文字列か、解析木(passed to sequence2ast() and an explanatory string)から失敗を発生させたシ−ケンスを含むタプルのいづれかです。sequence2ast()の呼出しは例外タイプのいづれかを扱うことができることが必要ですが、モジュール内の他の関数の呼出しは簡単な文字列の値に知っていることだけが必要です。

compileast()expr()suite()の関数は、通常は解析処理やコンパイル処理によって発生する例外が、発生するかもしれないことに注意して下さい。これには、組み込み例外MemoryErrorOverflowErrorSyntaxErrorSystemErrorが含まれます。このような場合、通常これらの例外が、関連する全ての情報を伝えます。詳細については、各関数の説明を参照して下さい。

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