4.6 標準モジュール StringIO

 

このモジュールはファイルのようなクラスStringIOを実装しています。 これは文字列バッファ（メモリファイルともいう）を読み書きします。 操作に関してはファイルオブジェクトの記述を参照して下さい。

StringIO ([buffer])

StringIOオブジェクトが生成されるとき、コンストラクタに文字列を 渡すことで既存の文字列で初期化することが出来ます。 文字列が与えられなかったときは、StringIOは空で始まります。

StringIOオブジェクトの以下のメソッドには特別な説明が必要です。

getvalue ()

StringIOオブジェクトのclose()メソッドが呼ばれる前であれば いつでも「ファイル」のすべての内容を取り出します。

close ()

メモリバッファを解放します。