7.6 標準モジュール anydbm

 

anydbmはDBMデータベース-- dbhash  、 gdbm 、dbm  とは異なる一般的なインターフェースである。 もしこれらのモジュールのどれもインストールされないならば、遅いがシンプルな インプリメントdumbdbm モジュール が使われる。

open (filename[, flag[, mode]])

filenameでデータベースファイルを開き、対応するオブジェクトを 返す。 オプション引数flagは、 'r' がリードオンリーでデータベースを開く, 'w' が書き込み可で開く, 'c' が存在しないデータベースを新しく作る, 'n' が必ず新しい空のデータベースを作成する。 もし指定しないなら、デフォルトは 'r'である。

オプション引数modeはUnixのファイルモードで、データベースが 作られた時だけ使われる。デフォルトは8進数で 0666 (そしてumaskで修正されるであろう).

error

根本的なデータベースのインプリメントで定義されたerror例外の代わりの名前。

open()によって返されるオブジェクトは 辞書と同じ機能のほとんど をサポートする; キーとそれらに対応している値は格納、検索、消去でき、 has_key()、 keys()メソッドが利用できる。キーと値は必ず文字列で なければならない。