11.15 標準モジュール binhex

 

このモジュールはマッキントッシュで扱われているASCIIコードのフォーマットであるbinhex4フォーマット のフィアルの符号化と復号化を処理します。 マッキントッシュではファイルのフォークとファインダ情報の両方を符号化（もしくは復号化）します。 他の環境ではデータのフォークだけを処理します。

binhexモジュールは以下の関数を定義しています。

binhex (input, output)

ファイル名inputのバイナリファイルをbinhexに変換し、ファイルoutputに出力します。 outputの引数はファイル名でもファイルのようなオブジェクト （write と close のメソッドが使える全てのオブジェクト） でもよいです。

hexbin (input[, output])

binhexのファイルinputを復号化します。 inputはファイル名でもreadとcloseのメソッドで使える ファイルのようなオブジェクトでもよい。 結果のファイルはファイル名 outputに書き出します。 引数の指定が空っぽのときは、出力ファイル名はbinhexファイルから読み出します。