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C 言語のプログラムから、InterBase を使用する時には、データベースへの 接続、トランザクションの開始、SQL の実行、結果の取り出しなど様々なことを 記述しなければなりません。しかし、それらの大部分は、SQL文をプログラム中に 直接記述しておくだけで良く、プリコンパイラ(gpre)を実行させることにより、 InterBase の提供する関数に自動的に置き換えられます。
プログラムから SQL 文を実行させる場合、「埋め込み型 SQL 」、 「ダイナミック SQL 」という2種類の異なる方法があります。
埋め込み型 SQL ではプログラムをコーディングする時に、SQL 文を直接 プログラムに記述しておきます。従って、処理の対象とするテーブル、値を 取り出すフィールド、検索条件を指定するフィールドなどを動的に変化させる ことはできません。ただし、SQL文に変数の値を渡す記述ができるので、 条件値や挿入する値などは、変化させることができます。
一方、ダイナミック SQL では、プログラム中で SQL 文を動的に組み立てて 実行させるることができます。従って、処理の対象とするテーブルや、 問い合わせの条件を指定するフィールドを、実行時に変化させることが可能と なります。
以下は、InterBase を使用する C 言語のプログラムを作成する手順と、 埋め込み型 SQL のプログラムの記述方法です。
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InterBase for Linux & FreeBSD | Copyright(c) 1998 RIOS Corporation |