7.9 組み込みモジュール zlib

 

zlib ライブラリーを使って、データ圧縮を必要とするアプリケーション のためにこのモジュールの機能が、圧縮と解凍を与える。 zlibライブラリには http://www.cdrom.com/pub/infozip/zlib/ に独自のホームページがある。 バージョン1.0.4は1997年12月で最も最新のバージョンである; もし利用できるならば、より最新のバージョンを使いなさい。

このモジュールで利用できる例外と機能が以下にあげるものである:

error
圧縮と解凍のエラーで例外を上げる。

adler32 (string[, value])
stringのAdler-32チェックサムが算定する。 (Adler-32チェックサムは、CRC32とほとんど同じくらい信頼できる。 しかし、もっと早く計算できる。) もしvalueがあるなら、それがチェックサムのスタートの値として 使用される。;そうでないなら、デフォルト定数が使われる。 幾つかの入力文字列の連結上でチェックサムの演算を許す。 アルゴリズムは暗号のように強力ではない、そして証明かデジタルサイン のために使われるべきでない。

compress (string[, level])
stringの中のデータを圧縮して、圧縮されたデータを含んだ文字列を返す。 levelは圧縮のレベルを1から9の整数でコントロールする。; 1が最も速く、最も圧縮しない、 9が最も遅く、最も圧縮する。 デフォルト値は6である。 もしエラーが起きれば、error例外を上げる。

compressobj ([level])
一度にメモリにフィットしないデータストリームを圧縮して、 圧縮オブジェクトを返す。 levelは圧縮のレベルを1から9の整数でコントロールする。; 1が最も速く、最も圧縮しない、 9が最も遅く、最も圧縮する。 デフォルト値は6である。

crc32 (string[, value])
stringのチェックサムCRC(周期的な重複チェック)    で算定する。 もしvalueがあるなら、それがチェックサムのスタートの値として 使用される。;そうでないなら、デフォルト定数が使われる。 幾つかの入力文字列の連結上でチェックサムの演算を許す。 アルゴリズムは暗号のように強力ではない、そして証明かデジタルサイン のために使われるべきでない。

decompress (string)
string中のデータを解凍して、解凍されたデータを含む文字列を返す。 もしエラーが起きれば、error例外を上げる。

decompressobj ([wbits])
一度にメモリに入らないデータストリームを解凍して、 圧縮オブジェクトを返す。 wbitsパラメータはウィンドウバッファサイズをコントロールする。; 大抵これはほうっておくことが出来る。

圧縮オブジェクトは次のメソッドをサポートする。:

compress (string)
stringでデータについて少なくともデータ部分に対応する圧縮されたデータ を含んでいる文字列を返して、stringを圧縮する。 This data should be concatenated to the output produced by any preceding calls to the compress() method. いくらかのインプットは、より遅い処理のために内部のバッファに おかれるかもしれない。

flush ()
インプットが終わるまでの全てが処理される。 そして残りの圧縮されたアウトプットを含んでいる文字列が返される。 flush()が呼ばれた後、compress()メソッドは二度と呼ばれない; 唯一の現実的なアクションは、物体を削除することである。

解凍オブジェクトは次のメソッドをサポートする。:

decompress (string)
stringでデータについて少なくともデータ部分に対応する解凍されたデータ を含んでいる文字列を返して、stringを解凍する。 This data should be concatenated to the output produced by any preceding calls to the decompress() method. いくらかのインプットは、より遅い処理のために内部のバッファに おかれるかもしれない。

flush ()
インプットが終わるまでの全てが処理される。 そして残りの解凍されたアウトプットを含んでいる文字列が返される。 flush()が呼ばれた後に、 decompress() メソッドは二度と呼ばれない; 唯一の現実的なアクションは、物体を削除することである。

See Also:

Module gzip   (gzip-フォーマットのファイルを読み書きする)

guido@python.org