リストオブジェクトは、そのオブジェクト自身を変更できるような付加的な演算をサポートしています。これらの演算は他の変更可能なシーケンスタイプ(言語に追加されたときには)でもサポートされるでしょう。 文字列とタプルは変更できないシーケンスタイプで、このようなオブジェクトは一度作られると変更できません。 以下の演算は変更可能なシーケンスタイプに対して定義されています。 (xは任意のオブジェクトを意味しています)
演算 | 結果 | 注 |
---|---|---|
s[i] = x |
sのアイテムiがxで置き換えられる | |
s[i:j] = t |
sのiから jのスライスがtで置き換えられる | |
del s[i:j] |
s[i:j] = []と同じ | |
s.append(x) |
s[len(s):len(s)] = [x]と同じ | |
s.count(x) |
s[i] == xとなるiの個数を返す | |
s.index(x) |
s[i] == xとなる最小のiを返す | (1) |
s.insert(i, x) |
i >= 0ならばs[i:i] = [x]と同じ | |
s.remove(x) |
del s[s.index(x)]と同じ | (1) |
s.reverse() |
そのリスト上でsのアイテムを逆にする | (3) |
s.sort() |
そのリスト上でsのアイテムをソートする | (2), (3) |
注:
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