シーケンスタイプには文字列、リスト、タプルの3つがあります。
文字列リテラルは'xyzzy', "frobozz"のようにシングルまたはダブルクオートで記述されます。文字列リテラルの詳細はパイソンリファレンスマニュアルの2章を参照して下さい。 リストは[a, b, c]のように角かっことカンマで区切られた要素で構成されます。 タプルはカンマ演算子(角かっこ内にない)とそれを囲むカッコ(無い場合もある)により構成されます。だたし、空のタプルにはカッコが必要です。 例えば、a, b, c または ()のようになります。 単一要素のタプルは(d,)のようにカンマで終わる必要があります。
シーケンスタイプは以下の演算をサポートしています。 "in"と"not in"演算は比較演算と同じ優先順位を持っています。 "+"と"*"演算は対応する数値演算と同じ優先順位を持っています。 2.3
この表はシーケンス演算を優先順位の低いものから高いものにソートして表示しています(同じボックス内の演算は同じ優先順位を持ちます)。表内でs と tは同じタイプのシーケンスで、n, i, jは整数です。
演算 | 結果 | 注 |
---|---|---|
x in s |
sの要素がxに等しければ1, そうでなければ0 | |
x not in s |
sの要素がxに等しければ0, そうでなければ1 | |
s + t |
s と tの連結 | |
s * n, n * s |
sをn個コピーして連結 | (3) |
s[i] |
sのi番目の要素, 0から始まる | (1) |
s[i:j] |
sのiからjのスライス | (1), (2) |
len(s) |
sの長さ | |
min(s) |
sの最小要素 | |
max(s) |
sの最大要素 |
注:
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