3. パイソンサービス
本章は、パイソンインタプリタおよび実行環境との相互作用に関連する
広範囲のサービスについて説明します。
以下に概要を示します。
- sys
- -- システム特有のパラメータや関数にアクセスします。
- types
- -- 全ての組み込みタイプのに名前付けします。
- UserDict
- -- 辞書オブジェクトに対するラッパークラスです。
- UserList
- -- リストオブジェクトに対するラッパークラスです。
- operator
- -- 組み込み関数として定義されている、パイソンの標準的な演算の全てです。
- traceback
- -- スタック上のトレースバックを出力または取得します。
- pickle
- -- パイソンオブジェクトをバイトストリームに変換したり、逆に戻したりします。
- cPickle
- -- pickleより実行速度が速いバージョンです。しかし、継承はできません。
- copy_reg
- -- pickle がサポートする関数を登録します。
- shelve
- -- パイソンの永続的オブジェクト保存です。
- copy
- -- いわゆる、浅いまたは深いコピーの演算を行います。
- marshal
- -- パイソンオブジェクトをバイトストリームに変換したり、逆に戻したりします。
(制約あり)
- imp
- -- import ステートメントの実装にアクセスします。
- parser
- -- Retrieve and submit parse trees from and to the runtime support
environment.
- symbol
- -- Constants representing internal nodes of the parse tree.
- token
- -- Constants representing terminal nodes of the parse tree.
- keyword
- -- 文字列がパイソン言語のキーワードかどうかをテストします。
- code
- -- コードオブジェクトサービスです。
- pprint
- -- Data pretty printer.
- dis
- -- 逆アセンブラです。
- site
- -- サイト特有のモジュールを参照する標準的な方法です。
- user
- -- ユーザー特有のモジュールを参照する標準的な方法です。
- __builtin__
- -- 組み込み関数のセットです。
- __main__
- -- トップレベルスクリプトが動作する環境です。
The environment where the top-level script is run.
guido@python.org